鹿島英二

樹下双鳥文

1928年

鹿島英二
染織家、号瑞白。東京高等工芸学校卒業。1896年(明治29年)に開始された農商務省の海外実業練習生制度のもとで渡欧。帝展、文展の審査員を務めた。東京美術学校と東京高等工芸学校で教授を務め、東京高等工芸学校では創設期の教授陣の作品を集めた「図案新集」を編集した。自由闊達で時に素朴で滑稽味のある個性的表現を追及し、ビロードに蝋染めを試みるなど独自の存在感のある作風を形成した。
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